黒を白と言いくるめる「不破哲三」的生き方

日本共産党は嘘だらけの政党――というのは私の言葉ではない。だが歴史をたどればその通りの党の歴史と思える。客観的には戦後の同党を立て直した中心者は宮本顕治といえようが、近年の同党は宮本の後継たる不破哲三、志位和夫のラインで運営されてきた。

なかでも不破哲三は、本名を名乗らず、偽名を使って政治活動をしてきた人物として知られる。この場合、芸能人などが世間でよく知られた名前を使って活動するのとはまったく意味が異なる。

不破は、現在の日本共産党における大黒柱的存在といえるかもしれないが、その「柱」自体が嘘で成り立っているのだから、政党そのものが「虚言の政党」であることも明らかだ。

同党の出自に関する印象操作をはじめ、科学性の片りんもないのに科学的社会主義を名乗る詐欺的体質、党の創始者自身が武装闘争を始めた史実、その不都合な真実を隠すために初代党首の功績を党史から抹消した欺瞞、ソ連を天よりも高く持ち上げてダメになるとディスるといったお粗末な人間性――。いずれも同党の党史に現われる、ごく一部の現象にすぎない。

いま改めて思う。こんな政党に、まともな未来は存在しない。

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