「勝つまでジャンケン」を続ける大阪

大阪の公明党と自民党がクロス選挙で勝利した維新に配慮し、大阪都構想に関する住民投票を容認する方向にカジを切った。クロス選挙は実施前からマスコミでは「勝つまでジャンケン」と形容されてきた。過去に行った同じ住民投票で、維新の目論見は僅差ながら潰えて、橋下徹元代表が政治から引退するなど、いったんは終わった話だったからだ。公明党は大阪では「民意が示された」と方針転換したが、沖縄では同じ論理を貫いているわけではない。仮に「大阪都」が生まれるとして、旧大阪府民はほんとうに幸せになるのか、それのみが問題だ。

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