リトマス試験紙

歴史修正主義者かどうかを判断するリトマス試験紙に「南京大虐殺」がある。虐殺は捏造とか、濡れ衣とか、ゼロとか言う輩は100%の歴史修正主義者だ。著名なところでは、櫻井よしこ、百田尚樹、有本香などが該当する。さらに「従軍慰安婦」も重要なリトマス試験紙の一つといえよう。「慰安婦は(利益目的の)売春婦だった」などの言説がそれにあたる。単純な質問だが、1日に70人の客をとる売春婦が現代世界に存在するだろうか。常識で考えればわかる話である。最近のリトマス試験紙には「森発言」というのがある。これは歴史修正主義者であるかどうかを判断するためではなく、ジェンダー問題におけるリトマス試験紙という。森発言を擁護する者は、ここに該当するというわけだ。細かい話は省くが、本質は常に細部に宿るということの証明でもある。

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