安倍政権存続の元凶は不破哲三

安倍政権ほど役人のモラルを壊した政権は過去になかっただろう。高級官僚の人事権を官邸で一手に掌握し、時の政権のいいように役人たちを動かす仕組みを構築した。政権を守るためなら公文書の改ざんも平気。さらにその政権に守ってもらうから、犯罪をおかした役人も大した罪に問われない(退職金もいただける)。これほど国民を愚弄した政権も珍しい。こうした「モラル崩壊」政治を許している元凶は、野党のだらしなさにある。政権交代の意味は、時の政権がデタラメをやっていたら、さっさとよりましな政権を用意できるところにあるが、現状でその最大の障害となっているのが、日本共産党の存在だ。小沢一郎氏は同党に対し、共産主義の「旗」を捨て、健全野党となって野党連合を構成しての政権交代を働きかけているというが、同党委員長の志位和夫に決断する能力はないらしい。不破哲三という先輩幹部が決定権を握り、不破が「共産主義」へのこだわりを捨てきれないからだという。その意味では、日本政治の最大の元凶は不破哲三ということになる。これが日本政治の現実の姿だ。

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