殺害に手を染めて反省のない政党の価値

参議院選挙の日程が確定した。現存する日本の既成政党の中で、組織的に殺害に手を染めたことのある政党はおそらく唯一と思われる。日本共産党は過去に判明しているだけで2人の日本人の公務員を組織的・計画的に殺害している。当事者らは当然、法的にその報いを受けているが、当の命令主体である日本共産党は、これまで真摯に反省したこともなければ、総括したこともない。私は日本の政党が「革命」という大義のもとに人間の命を奪った行為それ自体に、すでに政党として成立要件を失っているものと考えるが、その問題よりもむしろ、その事実を誤魔化し、真摯に反省することなく、これまで70年近くも存続してきたことのほうがむしろより重大な問題に思える。戦後まもない「左派信仰」が上記の行為を「許す」土壌となったことはあっただろうが、同党自身も生き残りをかけて多くの虚偽のプロパガンダを繰り広げてきた。人の命を奪い、そのことに何らの反省もしない政党のどこに、他党の揚げ足をとったり、「平和」を語ったりする資格があるのだろうか。

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