日共検証4 二見伸明の劣化した知性

共産党機関紙「しんぶん赤旗・日曜版」の3月31日号にまたぞろ元公明党代議士の二見伸明が登場し、共産党宣伝のプロパガンダに手を貸している。いわく、共産党は「人間を大事にする党」ということだ。そのへんのおじさん、おばさんがしゃべっている話ではない。公明党の幹部を過去に務めた人間の言葉だから、この党の竹入・矢野時代のレベルも逆に透けて見えてくる。いわく「暴力革命などとんでもない」だそうだ。見ているのは現在の綱領のみ。そこに暴力の文字はない、現状で暴力革命の準備をしている証拠はないと主張している。自身の主張を成り立たせるために、都合のよい部分のみを抽出し、都合の悪い部分をネグレクトするのはプロパガンダの最たる手法だろうが、日本共産党が過去に暴力主義を伴った綱領を持ったことは明確な歴史的事実であり、いまはその綱領の存在が極めて都合が悪いためか、「あれは綱領ではない、単なる文書である」などと詐欺まがいの主張を繰り返している。この党の暴力体質を指摘する人間は、現在の同党の綱領や証拠を問題にしているわけではない。過去にこの党が暴力路線に実際にひた走った事実、さらに現在は厚化粧をして上手に隠しているものの、その体質は何ら変わっていないと見ているからだ。二見はその本質すら見えていない、単なる愚か者だ。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。