君に法悦はありや?

伝説のルポライター・竹中労のことでもう一つ思い出すことがある。第1次宗門問題の際、やられっ放しとなっていた教団の助っ人役となって、同氏が原島・山崎正友、内藤国夫などに立ち向かっていった事実だ。竹中は、原島や山崎らの組織破壊工作活動を非難しながら、「お前たちに法悦はあるのか」との独特の糾弾を行っていた。法華経の信仰をもたない竹中が、自称・法華経信仰者の原島や山崎に対し、お前たちに信仰者としての本当の喜びはあるのかと問いただした場面である。その「法悦」という言葉が妙に記憶に残っているのだが、いまでは波田地一派に、私は同じ感慨を持つ。

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