「週刊金曜日」に過剰反応した赤旗

戦争が始まったと各メディアが大騒ぎしている中でこのテーマを取り上げるのはどうかと思うが、忘れてしまうといけないので取り上げる。本日付しんぶん赤旗に珍しい記事が掲載された。タイトルは「『週刊金曜日』の一方的批判に抗議 日本共産党広報部長」(2面)、「『週刊金曜日』による日本共産党に対する一方的批判に厳しく抗議する 日本共産党中央委員会広報部」(4面)という内容を2カ所に掲載しているからだ。確かに「週刊金曜日」は最新号の2月25日号で日本共産党に関する大特集を組み、志位委員長のロングインタビューを掲載するなど、好意的な記事を掲載しているように見えた。業界ではよく知られた話だが、同週刊誌はかつての社会党支持者と共産党支持者によって成り立ってきたといわれる。その半分の“お得意先”に関して特集を組んでいるのだから、微妙な側面が生じるのはやむおえない。同党がかみついた記事は、匿名の労働者党員によるもので、一読した限り、特に問題となるような箇所は見当たらない。客観的な視点を含み、あるところでは党員でしかわからないような箇所も含まれる。だが同党中央にとっては、その客観的な視点の部分が気に入らないのだ。例えば同党中央は現在党員数27万を主張しているが、この労働者党員は、「私の感じでは定期的に党費を納めるのが半数。日常的な党活動に加わっているのはその半分にも満たないだろう」と指摘する。赤旗掲載の文章ではこうした点も問題として取り上げている。自分たちの公式見解にそぐわない内容は認めない。最近も毎日新聞の山田孝男論説委員のコラムに過剰に反応していたのが印象に残るが、その繰り返しを行っているように見える。意に沿わない主張は認めない。この政党が権力の中心に位置したときに、言論の自由が侵害されることはこれらの行動からも明らかだ。日本共産党は、割り切って、付き合うべき政党にほかならない。

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