大阪事件無罪判決から60年

若き日の池田SGI会長が選挙違反事件で逮捕・起訴され、1審で無罪判決を受けて60年となる。創価学会が無所属で昭和32年の参院大阪補選に候補者を出した際の選挙で、惜しくも落選したが、その際、陣営内の一部から買収の疑いが出て、選挙運動の指揮をとった池田室長にも嫌疑がかけられた。もともとかなり無理筋の事件で、池田室長の容疑は逮捕時は買収と戸別訪問だったが、起訴の際は買収は抜け落ち、戸別訪問を指示したかどうかだけが争われた。裁判では多くの証人が出廷し、池田室長は戸田会長逝去後の総務、第3代会長を歴任する中、大阪地裁で刑事裁判は進んだ。昭和37年1月25日、一審判決が言い渡され、同会長には無罪判決が言い渡された。刑事裁判で立件されて無罪となる確率は1パーセントもない中にあって、奇跡的な勝利となった。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。