C作戦発動から30年

本日付の聖教新聞社説で、30年前のこの日、何があったかを思い出した。1990年12月27日、池田名誉会長の法華講総講頭職が一方的に罷免され、当時の一般紙にもベタ記事で報じられたと記憶する。日蓮正宗宗門によるC作戦(創価学会分離作戦)の始動というもので、その後の破門行為につながっていく。C作戦は20万人の信徒を創価学会から奪い取れば、宗門は経営的にやっていけるだろうとのそろばんのもとに発動された。収監前の元弁護士・山崎正友が裏で絵を描いていたともいわれている。このC作戦について、妙観講の大草一男などは裁判において「存在しない」と否定してきた。認めると、日蓮正宗宗門が宗教者としてあるまじき理由のない排除行為をした事実が確定しまうことを恐れたものと思われる。いずれにせよ、図らずも宗教という名の古い権威から逃れることができた教団(創価学会)は、世界宗教としての要件を身に付け、現在に至る。

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