2019年3月の月別アーカイブ
徒然なるままに

ガラパゴス政党

 「科学的社会主義」という言葉を日本共産党がいつから使うようになったのか。詳しくはわからないが、私の調べた限りでは、1955(昭和30)8月の第6回全国協議会以降はすでに宮本顕治中央委員(当時)が使っている。 歴史を振り返れば、1922年 ...

白鳥事件の下手人が死亡して7年

いまから67年前の1月。札幌の警察幹部を日本共産党が暗殺した「白鳥事件」の下手人の一人、鶴田倫也が死亡してちょうど7年となる。当時、北海道大学を卒業していた鶴田は日本共産党の武装闘争の活動に参加し、白鳥警部を暗殺するために重要な働きをした ...

コミンテルン発足100周年の月に

1919年3月にコミンテルン(世界共産党)の組織がレーニンに手によって設立されてから100周年の月を迎えた。結成されたのは3月4日とされているようだが、100周年を迎えても世間的にはなんの取り上げ方もされていないようだ。不思議なことである ...

鎌田慧さんについて

ルポライターの鎌田慧さんは私も学生時代から知っている書き手の一人だ。80歳になるいまも足を使って精力的に仕事を続けている。現場に徹し、弱い者の視点から取材・執筆をつづける第一人者だと思う。東京新聞の特報面に掲載される「本音のコラム」は興味 ...

「国家神道」を強要する『櫻井よしこ』の思い上がり

今日付の産経新聞のコラムで櫻井よしこがいつもながらの「日本マンセー」の記事を掲載している。まあそれはこの人の持ち味のようなものなので致し方ないとして、目についたのは次のようなくだりだ。「私たちは現在、天照大神を国家神と見做しているなずだ‥ ...

ムラ自慢に忙しい百田尚樹

東京方面で発行されている新聞ではもっともリベラル度の高いとされる東京新聞が本日付の紙面で、百田尚樹の『日本国紀』を2面下で大きく書籍広告を掲載した。「売れ続けて65万部!」という広告の見出しも目につく。書籍の内容は「日本はすばらしい」「こ ...