昨日付の読売新聞1面によると、明後年7~8月に行われる東京オリンピックの競技日程の素案が掲載された。柔道は7月25日から8月1日までの前半期間に行われ、今回初めての競技となる空手は後半の8月6~8日に内定した模様だ。柔道・空手とも会場は九段 ...
8年ほど前、フルコンタクト空手の道場に通おうと考えて幾つかの団体を想定した。極真空手は松井派、新極真、極真館という大きく3つの固まりに分かれていたが、縁あって極真館のお世話になったことは今考えると幸運だったと思えてならない(現在は極真館を離 ...
数年前、空手を始めたころは、私にとっての空手とは道場に通うことだった。その日の稽古に参加することで「きょうは空手をした」という感覚だった。だが今は違う。自分の中で空手の定義が変化したとしかいいようがない。現在の私にとっての空手は、サンチンで ...
沖縄空手の稽古に何度か参加して感じることは、極真関係者は股関節が柔らかいということだ。私自身180度には到底及ばないものの、定期的な柔軟体操によってかなり開くようになった。考えてみるに、これは競技空手における回し蹴りの効用のように思われる。 ...
空手が沖縄発祥の武道であることは知っている人は知っている。本土の、中でも極真空手になじんでいる者からすると、幾つか大きな違いがあることに気づくことになる。まず極真では当たり前のようになされている「押忍(おす)」という返事の言葉が、沖縄では皆 ...
空手にも多く使われる枕詞というものがあるようだ。例えば、「スポーツ空手」「武道空手」「実践空手」などがそれに当たる。もともと沖縄で発達した空手は、人を効果的に殺すあるいは制圧するための武術にすぎなかった。必然的に人間の急所を効果的に叩くこと ...