波田地一派「田口伸明」の覆面を剥ぐ(上)  多重ハンドル使用疑惑

 皆さまには耳慣れない人物の登場かもしれない。ただ現在の波田地グループを語る上で、この人物を抜きに語ることはできないとも思われる。ちょうどよい時期と思われるので、この際まとめて説明しておきたい。
 実は、「宿坊」板で「大石小石」のハンドルネームを使っているのはこの男だといわれている。さらに「皆本」「ヨッシー」「真実」など、多くのハンドルネームを同時に使いまわす疑惑も指摘されている。
 1975年生まれのこの人物は、佐賀県中西部の出身。中学から東京に出てきて、創価一貫教育を受け、創価学会本部職員へ。第一庶務部や広報室などをへて、アーカイブ関係の部署にいたが、ある行動により、教団から懲戒解雇処分(2012年3月)を受けた。さらに翌年5月、反省が見られなかったためであろう。最終的に教団を除名処分となった。この人物、いったい何をやらかしたのか。これまであまり真相は明らかにされてこなかった。
 実は小生はこの人物と2007年頃に出会っている。「柳原さんのブログの大ファンなんです」などと、調子のいいことを言って近づいてきた。さらに郷里がたまたま同じ佐賀県であることも、ちゃっかりとアピールしてきた。なかなか正義感の強そうな人物だとの第一印象も持ったが、反面、詳細にはふれないがやや危うい側面を感じたことも事実である。同人と会ったのはその1回きりである。
 さて、この人物のやらかしたこととは、広報室時代に培った人脈を使ったのであろう。外部メディアに記事や内部情報を提供するなどしたこととされる。それは一般のどうでもよい内容の記事ではなく、自身の職場の上司クラスを名指しで批判するような内容で、職場で知りえた情報をもとに、教団の内情を主観的に伝え、教団批判の材料を繰り返し提供したという行動だった。そうした≪背信行為≫が発覚したため、彼は職場において事実関係を調査され、最終的に本人が犯行を認めたと聞いている。彼は教団の弁護士らを、当時から「法匪」などと蔑み(宿坊板ではいまも全く同じ言葉がしばしば使われている)、特定の幹部を繰り返し批判していたらしい。
 こうした行動がどこの会社・団体であれ、背任的行為に当たることはいうまでもない。家族を養うための飯の種を教団職員として得ていながら、一方では、その教団を陰でコソコソと「覆面」をかぶって批判していた。彼はこんな行動を、平気で行うことのできる人間だ。

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