本日付毎日は社説で「規正法の再改正 企業団体献金禁じる時だ」を掲載した。そこで次のように指摘されている。「1994年にまず政治家個人への企業・団体献金が禁じられた。政党向けは5年後に検討されることになっていたが、結局、見送られた。全面禁止できないまま、政党交付金との『二重取り』が続いている」。94年当時、すでに議員となっていた現在の公明党幹部は3人いる。山口那津男前代表、斉藤鉄夫代表、赤羽一嘉中央幹事会会長である。歴史的経緯の中で「二重取り」をつづけていると指摘される中、この問題に対する公明党のスタンスは明確でない。同党は有権者が納得できるはっきりとした考えを示すべきだ。