本サイト開設20年

このホームページを開設して20周年の朝を迎えた。旧サイトで13年近く、こちらに移ってきて7年がすぎる。当初、どんなことを書いていたかを振り返る意味で、末尾に当時の文章を添りつけておきます。これまで読んでいただいた方には感謝申し上げます。当時を振り返って思うことは、すでに開始3日目にして「門脇護」について批判していることです。週刊新潮で捏造記事を連発する記者を名指しで継続的に批判したのは、これが最初だったと思います。その結果とはいいませんが、同人は週刊新潮編集部にいられなくなり、新潮社を飛び出しました。その後、私は彼のウォッチング作業から離れていた時期もあります。当初はまじめに仕事をしていた時期もあったようですが、盗用問題で裁判を起こされて最高裁でも完敗したり、調べてみると他の作品(山本七平賞受賞作など)でも多くの盗用行為を行っていたことが発覚したり、最近も産経新聞に寄せたお粗末なコラムで最高裁で敗訴確定したりと、およそ「職業人」としてはお粗末の極みともいうべき人物であります。こんな業界を貶める職業人を業界の名においてきちんと「淘汰」する仕組みこそ、この国には必要と思われます。(Y)

  

ついにオープン! 柳原滋雄の公式サイトへようこそ。このホームページは私のオフシャルなサイトです。
 私の友人たちを見渡しても、いまや個人の物書きにとって、ホームページは不可欠の発信手段となっているようです。その意味では、私は“後発組”に属することになりましょうが、肩肘はらずに書いていきたいと思っています。
 私の自己紹介は「プロフィル」にあるとおり、明年で40歳。物書きとしては、一つの節目を迎えます。主な著作は見ていただければわかりますが、本名で書いた単行本は今のところありません。最近は、北朝鮮関係の自著をめぐり、日本共産党と裁判などもやっていますが、物書きの“矜持”として言っておきますと、この本にウソは一行もありません。正真正銘、事実に基づくまっとうな政党批判の書です。
 この単行本をめぐり、私も一部で有名になってしまったようですが、ウソを捏造して特定団体を陥れようとする“似非ジャーナリスト”などに比べると、極めてまっとうな仕事と考えています。
 当然のことながら、ジャーナリズムの基本はファクトです。事実が根本でなければなりません。逆に、虚偽事実で相手の名誉を貶めれば、名誉毀損による損害賠償義務も生じます。ある意味、心あるジャーナリストたちは、ファクトの裏づけを得るために、日々奔走しているといっても言い過ぎではありません。ところが昨今、一部の悪質週刊誌に加え、ネットというもがここまで広がってくると、ジャーナリズムの根本も侵されつつあるようです。私自身もそうした体験を幾つかしましたので、いずれこのコラムでも書いてみたいと思います。
 さらに今月は、米英軍によるイラク攻撃から満1年――。当サイトでは私の個人的な話題だけでなく、世界の激変とこれからの日本が進むべき道などについてもまじめに考えていきたいと思います。実はこのサイトは、私自身を試すための「道場」でもあるのです。
 結論的にいえば、ジャーナリストは「公益」に奉仕する仕事であり、権力監視が最大の役割と信じています。私もこの目的には忠実でありたいと思っています。

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