独裁政党はルールを守らない

半月ほど前のことになるが、ある日の夕方、とある政党の区議会議員が宣伝カーの上に乗って、住民に向かって政治演説を行っていた。時折定期的にやってきては、このような行為を行っている。問題は選挙期間でもないのに、都議選候補者の名前を≪連呼≫していたことだ。あまりの度を超えた行為に、私が直接抗議の声をあげると、その区議会議員は私にこう言い返した。「私たちには言論の自由があるのよ」。

選挙期間でもないのに、候補者名を連呼する行動に、言論の自由もへったくれもあるまい。あきらかに選挙法スレスレの行為をやっていることは明らかだ。警察がきちんと取り締まるなら、当然ながら、違反行為とされるべき行為だ。この政党は、本番期間でもないのに、候補者名を大書きしたたすきを身にまとうことでも知られている。

「一党独裁」が理念の政党は、他党や政府には「ルールを守れ」と主張しながら、自分たちはルールを守らない。自分たちさえよければよい、というこのあからさまな態度に、こんな政党が日本の政権中枢に関与したら、日本はどうなるだろうかと身震いする思いがした。

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