世界的な「大災害」の自覚

昨日付の一般紙に、北海道で「感染第2波警戒」の記事が見られた。いったん終息したかに見えた北海道で、また感染拡大がぶり返しているという内容だ。現在なんとか爆発的拡大を抑え込んでいるかにみえる東京・大阪も、こんご少しでも気を緩めれば、同じことが起きうるという戒めであろう。その意味で、この問題は短期的手法による解決ではなく、中期的、あるいはそれ以降の同様の感染病対策へと結実する必要がある。現在世界で起きていることは、大震災と同様の「大災害」と捉えるのが自然だ。地震や台風のように住む場所を追われることはないものの、経済的打撃はそれに勝るとも劣らない。ましてそれが世界的規模で同時進行で起きている。今後の懸念材料は、近年毎年夏になると繰り返される風水害などへの備えだ。またこのコロナ騒動に重なる形で大地震が発生した場合の「最悪の事態」にも備えるべきだ。三密を非とする以上、「避難所」のあり方なども当然変わってくる。

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