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裁判記録

● 北朝鮮問題について日本共産党が訴えてきた裁判
提訴 2003年3月 
内容 名誉毀損、著作権法違反
原告 日本共産党(志位和夫) 被告 未来書房、稲山三夫、JR東日本、JR東日本企画
概略 『拉致被害者と日本人妻を返せ〜北朝鮮問題と日本共産党の罪』をめぐり、日本共産党から訴えてきた裁判。本書の指摘によって、同党は自らの「結果責任」を認めて反省するどころか、逆に、出版差し止めや流通分の裁断などを求めてきました。
進行状況 7回の口頭弁論と8回の弁論準備期日をへて、共産党が訴えを取り下げることで「和解」成立(2004年10月29日)。詳しい経緯は「オンラインリポート2」や「陳述書」参照。

● 事実に依拠しない“売文屋”らを訴えた裁判
提訴 2003年12月、2004年6月 
内容 名誉毀損
原告 柳原滋雄  被告 乙骨正生、有限会社フォーラム、野田峯雄
概略 被告・乙骨正生は「ガセネタ屋」という別称で知られる人物です。同人が発行する『フォーラム21』という小冊子で、私の社会新報時代のことがなんら事実関係の確認もないまま、「社会党にも潜入」などとまるで私がスパイ行為を働いていたかのような虚偽事実を掲載されました。類似報道のなかでも悪質な名誉毀損報道でしたので提訴に踏み切りました。さらに提訴後も、同様の名誉毀損行為を繰り返したため、やむなく追加提訴を行ないました。
進行状況 2007年4月20日の一審判決(東京地裁・民事15部)では、原告側の主張が全面的に認められ、被告らに連帯して計110万円の損害賠償が命じられました。2つの記事の主要部分における真実性はおろか、真実相当性すらも認められなかったためです。さらに上級審の東京高裁でも同年12月27日、控訴審判決が下され、一審被告(乙骨某、野田峯雄)らに110万円の損害賠償の支払いが命じられました。同人らは、まともな取材も行わずにデマ記事を垂れ流し、裁判において「完全敗訴」したことになります。この裁判は2008年9月9日、最高裁判所にて≪確定≫し、その後、乙骨某・野田峯雄らが賠償金を支払うことで、終結しました。

● 元弁護士・山崎正友が訴えてきた「サイコパスの犯罪」等をめぐる裁判
提訴 2002年9・11月(小田原)、2005年3月(横浜) 
内容 名誉毀損
原告 山崎正友 被告 潮出版社、中田光彦
概略 拙著『サイコパスの犯罪』や『サイコパスのすべて』の記述に対し、名誉毀損で訴えてきた裁判。そのほか、原告は同時期に約10件の訴えを各所に起こしていました。これらの裁判は、原告の山崎本人が2008年12月に急逝したことに伴い、すべて終結しました。さらに東京地裁で行われていた名誉棄損裁判については2009年1月に一審判決が言い渡され、山崎が提訴していた内容はすべて棄却されました。

●東村山市議が突然訴えてきた裁判
提訴 2009年11月 
内容 名誉毀損
原告 矢野穂積  被告 柳原滋雄
概略 東村山市議という「公職」の身にありながら、市民の税金で得た歳費を使って、市民らを多くの訴訟で威迫してきたことで知られる矢野穂積という人物が、当サイトの記述について、名誉棄損で訴えてきた裁判。東京高裁で20万円の損害賠償が命じられたものの、裁判所が証拠を取り違えて下した誤認判決であることが明らかになったため、最高裁判所に上告していましたが、2013年11月、上告は棄却されました。高裁判決では、当方が下線を付して強調したので賠償を免れない旨を判示していましたが、その下線を付したのは原告の矢野穂積本人であったため、「証拠の取り違え」という裁判所として許されない判決として再度の審理を求めていました。結果的に、最高裁は身内をかばう意図からか、東京高裁の手続きミスを認めませんでした。今後も東村山デマ事件については厳しく追及していく所存です。

●大草一男が突然訴えてきた裁判
提訴 2011年11月
内容 名誉毀損
原告 大草一男  被告 柳原滋雄
概略 日蓮正宗の一派、妙観講(東京杉並区)の代表者・大草一男が当サイトの記述で名誉を傷つけられたとして、1000万円の損害賠償金の支払いや朝日新聞への謝罪広告掲載などを求めて突然訴えてきた裁判。審理の対象となったのは過去4日分のコラム日記(@2007年1月12日付A2008年3月12日付B2009年4月10日付C2011年11月28日付)。うち3件は盗聴報道訴訟で提出された証拠物の中にあった大草の女性問題に関する指摘に触れた部分などで、残り1件は妙観講の違法盗聴疑惑が司法認定されたことに関する記述。残念ながら一審、二審とも当方側が一部で敗訴し、30万円の賠償金と一部該当箇所の削除(@BC)が命じられ、2016年8月に終了しました(事件番号=東京地裁・平成23年(ワ)36772号)。

※必要に応じて裁判記録を公開していきます。