門田隆将が敗訴させたワンズクエスト社

ツイッターアカウントDappiの投稿を行っていた株式会社ワンズクエスト社を立憲民主党の国会議員2人が名誉毀損で訴えていた裁判で10月16日、東京地裁でワンズクエスト社側敗訴の判決が言い渡された。賠償金額は各議員に110万円の計220万円。さらにある投稿の削除が命じられた。この投稿は2020年10月25日、産経新聞に掲載されたコラム「新聞に喝!」(門田隆将執筆)を当日の朝8時前にDappiアカウントにアップしたもので、立憲議員が財務省職員を「つるし上げ」て、その翌日に大阪財務局の職員が自殺したかのように読めるミスリードの内容だった。すでに産経新聞・門田隆将側は同じ記事で敗訴(こちらも賠償額220万円)を重ねており、現在、最高裁に係属中だ。要するにワンズクエスト社は門田記事の内容を鵜呑みにしてそのまま旧ツイッター上にアップしたために、連座して断罪される形となったいわば「被害者」でもある。デマ記事の発信元となった門田隆将こと門脇護は、週刊新潮在籍中から多くのデマや捏造記事で罪のない人たちを貶めてきた経歴をもついわくつきの人物。フリーになってからも同じ行動を「繰り返している」にすぎないが、門田隆将は産経新聞社に迷惑をかけただけでなく、引用したワンズクエスト社にも損害を与えた格好だ。

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