日記

2013/07/09(Tue)
「重要容疑者」裁判、いまだ結論出ず  高裁判決から1年8カ月
 2002年9月に初めて名誉棄損で訴えられてからすでに10年以上がすぎるが、この間、裁判が一時的に途切れたのは、元弁護士の山崎正友が死去し、同人から訴えられていた3件の裁判が取り下げとなった後の半年くらいの間である。いまも2件の裁判を抱えている。
 一件は、東村山市議の矢野穂積がこのコラム日記上のわずか「5文字」の記述をめぐって訴えてきた裁判で、2011年11月、東京高裁で判決(小生が20万円敗訴している)があり、現在、最高裁に上告中のままだ。高裁判決からすでに1年8カ月が経過しようとしているが、いまだ結論は出ない。通常なら2審判決から半年以内に確定することが多いようだが、この件の高裁判決では肝心の判決理由が記載されておらず、そうした理由から審理が長引いている模様だ。
 もう一件は、2011年11月に日蓮正宗妙観講の講頭である大草一男(個人)がこれまた当コラム日記の断片的な記述をめぐり、突然名誉棄損で訴えてきたもので、現在、東京地裁で係争中である。争点となっているのは、(1)大草の妙観講内における過去の女性問題(2)大草および妙観講が関わったとされる違法電話盗聴事件で、本来訴えるべき主要な相手を敢えて訴えず、私のようなちょっと言及しただけの書き手のみをなぜか訴えてきた。スラップ(SLAPP)訴訟に準じた行動といえよう。