日記

2011/12/13(Tue)
日本共産党と“一体化”するアンチ雑誌『フォーラム21』
 創価学会に関するガセネタでたびたび金儲け(商売)をしてきたジャーナリスト・乙骨某が最近、教団関係の名誉棄損裁判で勝訴したとかで、自分の主宰する小冊子の最新号(12月号)で大騒ぎしている。執筆しているのは、共産党中央機関紙「赤旗」社会部の宗教担当記者を長年つとめた人物。それによると、「乙骨氏と創価学会が争う裁判では、(中略)本件を含めて乙骨氏側の勝訴が続いている」と意気軒昂だ。これまで多くの名誉棄損裁判で累計400万円を超す賠償を命じられてきた「札つき」のジャーナリストとして知られる同人としては、よほどうれしかったと見える。
 特徴的なのは、政党としてはかなり“落ち目”で知られる日本共産党と半ば一体化している現状であろう。冒頭の記事を元赤旗記者が実名で執筆しているだけでなく、上記の裁判で代理人として乙骨某を支えている弁護士は、いずれも共産党法規対策部にかかわるようなバリバリの共産党弁護士たちである。
 最新号の小冊子では、私の裁判のことも3ページにわたって特集されている。東村山の矢野穂積というペテン師が、小生のコラム日記の記述をめぐって訴えてきた裁判で、先日、小生が20万円敗訴した件を取り上げたものだが、その記事によると、「柳原氏が、名誉棄損で不法行為責任を認定された事実は、創価学会の反社会的かつ反人権体質が、上から下まで浸透していることを示す事実として注目される」と結論している。
 この裁判は現在上告中であり、まだ続いているものだが、小生はこれまで7件の裁判を戦い、初めて一部敗訴した。その額は20万円(東京高裁)。一方、「フォーラム21」発行人の乙骨某は、これまで知られるものだけでも、敗訴した(=不法行為責任を認定された)件数は≪合計7件=415万円≫にものぼる。
 20万円と415万円。上記のフォーラム記事の記述に従えば、発行人・乙骨某の「反社会的かつ反人権体質」のレベルは、小生のなんと≪20倍以上≫ということになる。滑稽な話である。
 デマ体質の政党と結び付くと、批判の体質までも似通ってくるようだ。