日記

2011/10/17(Mon)
「嫌がらせ」目的を露呈させた“躁状態”の大学教授とその代理人
 香川大学の“お騒がせ教授”の件をこのコラムで何度が取り上げてきた。事実的根拠を何ら示すことなく、東村山市議転落死事件について教団謀殺説を鵜呑みにしている様子などがあったので何度か取り上げたまでだが、当方のコラム日記で書かれるのがよほど気になるようだ。裁判所に提出した書面(当事者照会、10月14日付)のなかで、当方のブログと思われる言及があったので紹介しておこう。
 「朝木明代の問題に及ぶと、創価学会を擁護するインターネットのブログにおいて、逆鱗に触れたように感情的な反論が出てくるが、創価学会とこのインターネットのブログの執筆者と関連があるのか」
 私が注目したのは、池田名誉会長について、ネット上で在日韓国人として流れているデマについて、そのまま項目に入れている点だ。韓国名の「本名を知らされたい」と要求していることをブログ上で公開している。
 ここでも簡単に取り上げたが、外国人に戸籍はない。帰化して日本人になった段階で戸籍はつくられる。そのため明治以降の在日コリアンは、日本人になった後、戸籍にその後が残る。弁護士は訴訟関係において、「職務上請求書」を使い、相手側の戸籍を合法的に請求・取得する権利を有しているが、こんな項目を入れる暇があったら、この制度を活用して戸籍を確認するだけで済む。わざわざこのような要求を行い、ネット上で配信する必要などさらさらないのだ。結局は「嫌がらせ」目的の訴訟でしかないことを露呈させているだけだ。
 あるいはこの代理人(弁護士)には、そんな知識すらも欠けているのかもしれない。
 民主党の松本龍と同じような“躁状態”にあると見られている大学教授の行動はそもそも尋常なものではないが、それを支えているこの代理人(弁護士)の判断も、およそまともな社会常識を欠いているといえよう。