日記

2011/07/20(Wed)
「重要容疑者」裁判の控訴審始まる
 矢野穂積・東村山市議が当コラム日記の記述で名誉棄損されたとして当方に500万円の損害賠償を求め、一審で当方が30万円敗訴していた裁判で、控訴審の1回目となる口頭弁論が19日、東京高裁で開かれた。
 最初に控訴人である当方側の控訴状や控訴理由書、相手方の答弁書などの書面提出を確認したあと、裁判長は被控訴人である矢野側に向かい、重要容疑者という記述が何らかの犯罪を引き起こしたというふうに読めるかというと「非常に疑問」と切り出し、名誉棄損たる請求原因事実について何か付け加えることはないか、被控訴人側に書面提出するよう求めた。裁判長はさらに、「原判決は重要容疑者という記述に引っ張られすぎている」との感想を口にした。次回の口頭弁論は9月27日(火)午前10時、825号法廷で行われる。