日記

2011/04/26(Tue)
当然ながら「控訴」します
 東村山市議の矢野穂積が当コラム日記の記述で名誉棄損されたとして500万円の損害賠償を求めてきた裁判で25日、東京地裁(民事24部)の荻原弘子裁判官は被告(小生)に対し、30万円の賠償金の支払いを命じる判決を言い渡した。
 この裁判は当ホームページのコラム日記(2008年9月13日付)の文中、「重要容疑者」の文言が犯罪者と読み取れる旨の提訴だったが、裁判所は、原告の言い分をそのまま認めた。すでにその5文字については削除されていること、活字媒体とちがってネットは記録が残らない媒体であること、記事の見出し(=タイトル)に使ったわけでなく本文の記述にすぎないことなどの諸事情はまったく考慮されていない、当方にとってはいわば一方に偏した判決であり、当然ながら控訴することになる。
 当方自身は特に落ち込んでいるわけではなく、むしろ支援的気持ちで傍聴に来てくれた方々に申し訳ない思いで一杯となった。仮に請求棄却されれば、小生の性格からすると、この問題への関心は薄れる方向にむかったはずだが、むしろこのような判決をもらうことで、東村山デマ事件とは、今後も末永く関わる決意を固めることになりそうだ。その意味では、裁判官の示した「30」という数字は、小生にはむしろ“慈悲”にさえ思えてきた。これはけっして負け惜しみではない。今日は新たな闘争のためのゴングの鐘の音を聞いたということだ。
 サイコパスとの戦いは、ペテン師がくたばる(政治生命を失う)まで、これからも続いていくということである。

 【「重要容疑者」裁判のこれまでの経緯】 http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/90.html

 ※本件記事は4月25日(月)午後3時30分に掲載した。