日記

2010/11/04(Thr)
税金を“湯水”のように食い潰してきた「矢野穂積」
 東京・東村山に行政や議会に多くの民事訴訟をしかけてきた全国でも珍しい市議会議員がいる。その件数は2年前に確認されているものだけでも70件にのぼり、東村山市が「応訴」のために要した裁判費用は、実に2400万円にも及ぶ。これらの裁判の多くは、「議員控え室改造工事支出差し止め請求事件」など、委員会や議会内で十分に決着がつく問題をあえて法廷に持ち出している点に特徴があり、その多くが「棄却」されている。最近では市民による「請願」について名誉棄損で訴え、当然ながら棄却されているケースが目につく。
 こうした訴訟を米国では「スラップ訴訟」と呼び、その定義は、市民の公的意見表明の妨害を狙って提訴される民事訴訟というものだ。東村山の“SLAPP男”の名を「矢野穂積」といい、知る人ぞ知る人物である。冒頭のように、市民の血税を“湯水”のように使ってきたにもかかわらず、この市議らは、歳費を返上したなどと自分たちのビラ新聞にいいように書き連ね、自らの「清潔ぶり」をアピールしてきた。世の中にはこうしたあからさまなプロパガンダを鵜呑みにする市民がいるだけでなく、物事の判断を厳しく問われるジャーナリストの中にも、こうした「宣伝」に騙される者がいまだに存在する。具体名をあげれば、乙骨某や段勲などがそれにあたる。
 彼らは、日本でも突出した“SLAPP男”の一面的なプロパガンダを、都合よく増幅させてきた人間である。物事には二面性があることが多く、両方を把握して初めて「真実」が浮き彫りになるにもかかわらず、彼らは、矢野にとっての都合のよい一面のみの主張を世に紹介してきた。
 国民・市民の血税をドブに捨てるかのように行動してきた矢野穂積は、まともな東村山市民から見れば、単なる「ゴク潰し」にすぎないだろう。乙骨某らは、一面的な宣伝ばかりを垂れ流しつづけてきた自らの「大罪」について、東村山市民に対し深く謝罪すべきであろう。