日記

2010/10/07(Thr)
訴訟マニアの「矢野穂積」がまた敗訴――東村山の良識派に朗報!
 敵対する組織・個人に対し“訴訟攻め”で威嚇することで知られる東村山市議の矢野穂積・朝木直子が、辞職勧告決議の請願内容が名誉棄損にあたるとして、市議会に請願を提出した市民や紹介議員を相手取り訴えていた裁判で、東京高裁(民事1部)は6日、原告の請求を棄却した東京地裁立川支部の一審判決と同じく、控訴人の請求を棄却する判決を言い渡した。
 矢野穂積はこれまで、100件以上もの裁判を、行政や個人相手に起こしてきた「実績」をもつ、日本では珍しい公職者。訴訟を利用して相手を脅す行為は、東京地裁でも「パラノイアと言われても仕方がない」(趣旨)と過去に認定されたこともある。
 極めつけは1995年、自身が東村山市議会議員選挙に初出馬する際、選挙直前のタイミングを狙って、当時の市議会議員全員を民事提訴するというパフォーマンスを行ったこともある。それでも矢野は、次点で落選。そのため同人は、上位当選した朝木直子に当選を辞退させ、苦し紛れに自身が市議のバッジをつけたものの、最高裁で「議席譲渡は無効」と判断され、いったんは議席を失った経緯がある。
 こうした議席譲渡問題の渦中、心労が重なった同僚市議の「朝木明代」は、万引き事件に手を染めてしまい、さらには矢野穂積と共に犯罪行為を隠ぺいしようとした。だがその努力もむなしく、起訴の直前となった段階で、明代は駅前の人通りの多いビルから転落死した。
 矢野は朝木の転落死は、特定教団による謀殺と主張して現在にいたるが、司法によって同人の主張内容が真実であると認定されたことは、これまでただの一度もない。むしろ、朝木明代が自殺する動機はあった、などの認定が続いているのが現実だ。いまとなっては、矢野は単なる「デマ男」にすぎなかったことになる。
 冒頭の裁判は、矢野穂積という「異常人格者」の行動を理解する上で、象徴的な事件の一つといえよう。本来なら議会内で解決すべき問題を、わざわざ法廷の場に移し、場外乱闘を繰り広げて、同僚市議らに応訴負担を負わせている構図は、“税金の無駄使い”の最たるものともいえるからだ。
 2008年3月の多摩東京日報の記事によると、矢野らの訴訟対応に東村山市が負担した費用は2400万円にものぼる。それらの裁判で矢野はほとんどにおいて「敗訴」を繰り返しており、このような議員が当選をつづけることができるほど、東村山市民は≪寛容な人々≫ということにほかならない。

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