日記

2010/05/22(Sat)
「低劣右翼」らが訴えられた裁判が結審  東村山デマ事件めぐり
 ネット上で他人の顔写真の上に塗り絵を塗るなどして賠償を命じられたことのある行政書士・黒田某らが2009年6月、東京・東村山市や東大和市で街宣活動を行い、95年の東村山女性市議転落死事件について、「カルト教団が事件に関与している」などと根拠もなく教団名を挙げたことで、教団側から2640万円の損害賠償などを求められている裁判で21日、東京地裁で5回目の口頭弁論が開かれた。
 この日、被告の一人である黒田某は、この事件とは何の関係もない元山口組関係者および元都議会議員の藤井富雄氏の証人を申請。「殺害事件についてはこの2人を呼ぶのがいちばん早いと思います」などとうそぶいたが、裁判長はこれらの申請を却下し、7月30日に判決を言い渡すことを宣言し、結審した。
 これに対し、傍聴席に陣取った右翼関係者ら多数が法廷内で大声をあげ、さらに被告の一人である槇某は、裁判官らが退廷したドアまで駆け寄り、追いかけようとした。こうした“暴挙”ともいえる行動に対し、槇の代理人(弁護士)は、これらの行動を何ら止めようとしなかったため、原告代理人側から逆に、「先生、止めさせたほうがいいですよ」と忠告される始末だった。
 傍聴席には、別事件で敗訴したばかりの西村某の姿も。リンゴジュース販売業の男は姿を見せなかった。
 黒田某が申請した証人は、東村山事件とのつながりは何ら明確でなく、そのような関連性のない証人申請がたとえ採用されなかったからといって、法廷内で集団で大声をはりあげ、見苦しい悪態をつく行為が許されるはずはない。これが、東村山市議「矢野穂積」と、“共同歩調”を取る者たちの、現実の姿である。