日記

2009/06/23(Tue)
「エセ右翼」が跋扈する東京  “結託”するのは「元左翼」の東村山市議会議員
 確たる合理的理由もなく、街宣活動を繰り返し、マスターベーションを続けている瀬戸弘幸と称するエセ右翼集団が、東京・中野区で問題行動を起こしている。関係者がすでに刑事告訴されているが、昨日もなにやら活動したようだ。
 選挙のたびに、名誉棄損内容を含むビラをまいたり、著作権侵害のビラをまいたりする集団はこれまでもたくさん現われたが、多くは日蓮正宗関係者であった。最近の新たな傾向は、こうした動きに、右翼業界のなかでも「思考能力が乏しい」(関係者)との評価を受けている瀬戸某らが結託して動いていることだ。さらに東村山市議の「矢野穂積」なども密接に連動している現実がある。
 矢野穂積といえば、95年に東村山市内で転落死した女性市議の元同僚。女性市議がストレス過多が原因か、市内の洋品店で「万引き事件」を引き起こし、検察庁に呼び出される数日前に起きた転落死事件だった。矢野はこの転落死の真相を隠す意図からか、「他殺説」を声高に主張。責任回避に躍起になってきた人物として知られる。
 要するに、目的のためには手段を選ばない手合いにすぎない。自分だけが無性にかわいいタイプの人間ともいえよう。
 こうした人物と結びついたのが、上記のチンピラ右翼で、ジャーナリストの乙骨某などもからんでいる。
 一般論として、この手の右翼は、企業などからカネを巻き上げ、嫌がらせ目的でどこにでも乗り込んでいく。主義・主張の精密さは二の次で、自分たちが目立って有名になることのほうが重要な目的のようにさえ見える。そこで彼らが目をつけたのが、矢野穂積の「虚言」を利用することであった。矢野はその問題行動から、市民からの支持をすでに失っており、両者の利害は見事に一致した。
 エセ右翼らは、矢野の主張をそのまま支持し、声高に“増幅”し始めた。そこに論理的整合性が皆無であったことは、まともな人間が観察すれば一目瞭然であろう。
 矢野穂積のいかがわしさをよく知る市民たちは、こうした結びつきに胡散臭さを感じ、むしろ創価学会という教団とまったく関係のない人々が、矢野穂積に関する「正確な人物像」の発信をこれまで行ってきた。ご参考として、「三羽の雀の日記」のブログを貼り付ける。中野区でエセ右翼が跋扈している≪問題の本質≫が的確にまとめられている。

 【参考ブログ】 http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20090623/p1#seemore