日記

2009/06/15(Mon)
低劣右翼・妙観講・東村山市議の“黒い関係”
 95年に東京・東村山市で起きた女性市議転落死事件をめぐり、瀬戸某などの自称右翼の一派が事実関係をいいようにねじまげ、これまで盛んに活動してきたが、そうした動きと密接に連動してきたのが、現職・東村山市議の「矢野穂積」(=最下位当選)と「朝木直子」だった。さらに取材もしないでデマ記事で第三者を誹謗することで知られるジャーナリスト「乙骨某」もその一味だ。これらは現在、“瀬戸・矢野一派”とも呼んでいいような一群を形成しており、来月投開票が行われる予定の東京都議会選挙でも、北多摩一区方面で行動を続けている。
 たとえば6月になってからは、電話盗聴などの違法行為でその謀略性を知られている日蓮正宗の謀略グループ・妙観講(本部・杉並区、代表・大草一男)の構成員らが、上記の右翼らをはじめ、矢野・朝木と合同でビラ配布を行っている。このビラは、矢野たちが自分たちの選挙区である東村山市内でばらまいてきた手作り新聞とまったく同じ形式のもので、自身の正当性を主張しながら、公明党誹謗のための記事で埋め尽くされているもの。
 記事内容も、自分たちが数十件もの訴訟を起こし、東村山市民の税金を“泥棒”してきた「訴訟マニア」である事実などには一切触れず、上記の転落事件をめぐって不当に非難を浴びてきた元東村山署副署長を名指しで罵るといった内容。
 東村山市議の矢野穂積といえば、偏執的な行動で地元でもよく知られており、地元の市民団体から「パラノイア」と指摘されて、怒った矢野が名誉棄損で提訴したところ、裁判所からも「そういわれても仕方がない」との判定を下されるほどの“偏執病者”として有名だ。
 この矢野は、95年に同僚市議であった朝木明代が万引き事件を起こすと、にせアリバイを主張したり、いつわりの証言で「逃げ」を打とうとするなど、果敢に言い逃れを図ってきた行動でも知られる。実は、そうした渦中に起きたのが朝木明代市議の転落死事件であり、客観的には、万引き事件を苦にした「自殺」と見られた。事実、捜査当局もその可能性が高いことを指摘してきたが、矢野はあくまで「他殺」であると主張し、警察捜査を批判し、自分の立場を守る態度に汲々としてきた。
 こうした“偏執病者”の主張に擦り寄ったのが、教団を叩けるネタであれば事実とは関係なく飛びつくことで有名な「乙骨某」であり、さらにはこれをもとに何らかの利益を得られるのか、自称右翼の一派が飛びつき、「連合体」を形成しているといった様相だ。
 矢野の同僚市議である朝木直子(=自殺した市議の娘)はこれまで、東京都議会選挙に出馬して落選した経歴をもつ。こうした経緯から、逆恨みの感情をまじえ、公明党攻撃を行っていると見られるが、その根底には、自分を守る「打算」が巧妙に見え隠れする。
 つまり、矢野・朝木一派は、あくまで「他殺説」を主張することで、自殺の要因となったはずの自分たちの行為を隠蔽することができ、なおかつ、「他殺説」を支持する右翼の一部や、能力が低いというデメリットはあるものの一部のジャーナリストからも“支援”を得られるメリットがある。
 矢野は学生時代は新左翼の活動家として逮捕された経歴をもつほどのごりごりの左翼出身者。だがいまでははそんな「過去」には関係なく、右翼業界でも「あいつらは思考能力が乏しくて有名だからな」(関係者)と呆れられるほどの低劣右翼と結びつき、なりふり構わない行動を繰り返している。
 今後は、政界進出したことで注目されている宗教教団「幸福の科学」などとも接触をはかり、“瀬戸・矢野連合軍”(=右翼と左翼の混成「利害」集団)に引き込もうと画策しているようだ。

 【矢野一派(元左翼)と瀬戸一派(右翼)の共同行動】
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