日記

2009/01/24(Sat)
矢野と明代の“不倫疑惑”に触れてほしくなかった「朝木直子」
 95年に転落死した東村山市議の朝木明代が同僚市議の矢野穂積と“不倫関係”にあるとの噂は当時、議会関係者の間にまことしやかに伝わっていた。さらに矢野が朝木直子とも関係をもったとの噂が広まったのも事実のようである。これらは裏づけのとれる段階の情報ではなく、「噂」の域を出ないものだったが、「噂」の前提事実として私のもとにもいくつかの情報がある(ただしここでは書かない)。
 過去にこの問題を「活字」にしたジャーナリストがいた。取材しないで人を中傷するデマ記事などで敗訴を続けている乙骨某である。同人の単行本の処女作『怪死』には次のような記述がある。
 「朝木さんに対しても、『万引き常習者』だの『家族揃って万引きをしている』などと、それこそ根も葉もない誹謗中傷が執拗に加えられているが、そうした誹謗中傷の極めつけにあるのがW不倫情報。朝木さんと矢野さんは、以前からW不倫関係にあり、二人が性交渉していたという声が、事務所から漏れていたなどとの噂が…(以下略)」
 この記述に対し、躍起になって噛み付いたのは娘の「朝木直子」だった。乙骨某に訴訟をにおわせるなどして、事実上の謝罪に追い込んでいる。乙骨某は今後二度とこのようなことを書かないことを約束したようでもあるが、一度「活字」にしてしまった以上は、もはや引き戻すことはできない。
 冒頭に述べたように、当時、このような噂が流れたこと自体は明白な事実である。またそうしたことが流れかねない前提事実がいくつかあったことも事実である。
 私がこの問題を重要だと考えるのは、もし仮に上記の「噂」が真実であった場合、東村山転落死事件に対するものの見方は180度、違ったものになってくるからだ。仮に95年4月の市議選で朝木直子が矢野に議席譲渡した背景にそのようなものがあったとしたら。さらにその背景を母親の明代が知ったとしたら。明代の万引き事件が6月に起きた流れとつながってくることも想像に難くない。
 繰り返しておくが、これらはあくまで当時流れたことだけは間違いのない「噂」が、真実であることを前提とした場合の話である。この話はプライバシーの領域に踏み込む内容であるにもかかわらず、その意味では、公共性・公益性を強く帯びるものになるということだ。あとは肝心の噂話の内容が真実であるかどうかということになろうが、男女関係の実際は、基本的には本人の胸の内にしかない。
 ただはっきり小生の立場でいえることは、サイコパスと呼ばれる者たちは、相手の弱みを握ることに長け、自己の欲望を満たすためにそれらを利用することにかけて天才的な能力を発揮するという事実である。上記の「噂」レベルの情報に関心をもつのは、むしろそうした観点から見ているせいでもある。