日記

2008/10/30(Thr)
「草の根」の闇・番外編  「乙骨某」に頼るしかなくなった「某右翼」
 警察関係の内部告発者がいる、新情報があるなどと大騒ぎして東村山の「デマ」を蒸し返したお粗末な右翼が、とうとう、あの「便利屋」こと乙骨某との二人三脚を明確にし始めた。乙骨といえば、取材もろくにしないで名誉毀損記事を連発する「報道失格者」として知られ、小生もそうした被害者の一人だ。
 乙骨某は東村山市議転落死事件においては、矢野穂積の意図的な一報にまんまと乗せられ、マスコミ工作の一端を担がされ、さらに自ら自著まで出版。矢野穂積と朝木明代の性的関係の噂について著書の中でふれ、娘の朝木直子から猛烈な抗議を受けたことでも知られる“お粗末”ジャーナリスト。その乙骨はその後も矢野らが発刊した『東村山の闇』を持ち上げ、自ら発行する冊子「フォーラム」で座談会記事を企画・掲載するなど、まさに「草の根」の“便利屋的立場”で行動してきた人物にほかならない。“類は友を呼ぶ”とは格言としても知られる世間の法則だが、「取材しないジャーナリスト」と「その第2号」の結託ぶりは、ひとつの社会現象としてとらえても興味深い。
 内部告発者がいる、私は会ったなどと「虚言」としか思えないザレゴトを声高に述べて世の関心を引こうと躍起となり、結局は世間を混乱させるだけの狼少年ならぬ“オオカミ人間”と、「事実」を書けない「ガセネタ屋」(命名は当方ではない)との共闘ぶりに、冷ややかな視線が集まっている。

 【松沢呉一の黒子の部屋】 http://www.pot.co.jp/matsukuro/%e3%81%8a%e9%83%a8%e5%b1%8b1692%e4%b9%99%e9%aa%a8%e6%ad%a3%e7%94%9f%e3%80%81%e6%ad%a3%e4%bd%93%e7%8f%be%e3%81%99.html/#more-493908614