共産党・小池書記局長の虚偽発言

本日付の政党機関紙「しんぶん赤旗」と「公明新聞」が同じ題材を使って互いに応酬を行っている。両党で、同日付で同内容を扱った記事が出るのは珍しい。その内容は日本共産党の書記局長がテレビ番組で発言した内容が問題となっているものだ。

テーマは防犯カメラの設置に関するもので、狛江市長を16年間もつとめた共産党員の矢野裕氏の時代に、防犯カメラが1台も付けられなかったという公明側の主張に対し、小池書記局長は防犯カメラが「91台設置された」と反論したことになっている。ところが本日付の公明新聞では、その91台は市庁舎などの公共施設のもの、要するに「室内」であり、公道上の防犯カメラは1台も設置されていないと主張している。この両者の言い分、正しいのは、公明新聞の主張だ。

現職の狛江市長がその経緯を詳しく説明しており、共産党員の矢野市長時代には警察との「覚書」の締結を拒み続けた結果、狛江市の公道上には、防犯カメラが1台も設置されない「異常事態」が生まれたという。

共産党がウソを述べるのはDNAに組み込まれた体質とはいえ、驚くこともないが、志位委員長に次ぐナンバー2がこのような見え透いた虚偽発言をするところ、いかにも同党らしい。小池氏は自分の主張を貫くつもりなら、きちんと狛江市の現職市長に抗議して、正当な対応を取るべきだろう。

 

 

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。