福島原発事故の3年前にも中国で同様の危機

21日付の朝日新聞によると、東日本大震災より3年早く起きた中国の四川大地震において、核施設の冷却水が失われる危機が生じていたという。四川大地震では死者数は9万人以上とされており、不測の事態が発生していた場合、さらに大きな被害に発展していた可能性がある。今年の2月中旬、「2008年の四川大地震でも東日本大震災の福島と似たような状況があった」と発言したのは原発政策を担当する中国高官で、国営ラジオでなされた発言という。震源近くのどの施設かは特定されていないものの、中国は今後、原発を大きく拡大する方針を明確にしており、「風下」の日本としては心配な話である。

 

 

 

【朝日新聞デジタル】 http://www.asahi.com/articles/ASK3N5FJ8K3NUHBI009.html

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