日本共産党はオウム真理教の40年先輩  

1952年ごろ日本共産党員として武装闘争に参加した元党員の話を伺う機会があった。同党の組織的な殺害事件にも関わった人物だが、当時まだ20代の青年だった元党員は、40数年すぎて起きたオウム真理教の無差別テロ事件と「基本的に同じことをしていた」と振り返った。若者の熱狂を利用し、特定の団体が危険な方向に走ったという意味で、同質のものを感じたという。悪名高い破壊活動防止法は同党の破壊活動に応じて作られた。その後、日本共産党の武装闘争路線がきっかけとなり、同党から派生した多くの左翼系過激派が生まれ、暴力活動は日本全国、あるいは世界に拡散された。日本共産党の「テロ体質」というDNAは、いまは巧妙に隠されているものの、代々木本部の党幹部らの胸の中に、いまも厳然と根づいていることを指摘しておく。

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