「国家神道」を強要する『櫻井よしこ』の思い上がり

今日付の産経新聞のコラムで櫻井よしこがいつもながらの「日本マンセー」の記事を掲載している。まあそれはこの人の持ち味のようなものなので致し方ないとして、目についたのは次のようなくだりだ。「私たちは現在、天照大神を国家神と見做しているなずだ‥」。日本国家の神がこのようなものと強制した不幸な時代は過去に確かに存在した。その結果、日本は敗戦という壊滅的な、塗炭の苦しみを味わうことになった。そうした戦争回避の心情から、日本国民は新憲法を受け入れた経緯がある。だがこの女性は、日本を不幸のどん底に陥れた主たる原因と思われる国家神道を、再現しようとの意図から、上記のような文章を平気で書いている。この人物の馬脚は世間的にはすでに十分に顕れているものと思われるが、こんなことを全国紙において平然と書き、さほど問題とされない現状は、かなり「危険な時代」と思われてならない。

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