南京虐殺事件から81周年

昨日は日中戦争の南京陥落から81周年ということで、現地で式典が開かれた様子が各紙で報道された。習近平国家主席は80周年の昨年と77周年に直接現地に姿を見せたが、今回は中国の最高指導部のメンバーは参加しなかった。改善傾向にある日中関係に配慮したと報じる新聞が多い。唯一独自情報をまじえて伝えたのは東京新聞。南京市ではこの日、南京事件を否定したり追悼施設で旧日本軍の軍服を着るなどの行為を処罰する条例を施行したという。日本だけでなく、中国現地でも歴史修正主義者がはびこっているということだろうか。どのような政治的立場に拠るにせよ、事実は事実として受けとめるのが、物事の基本だろう。

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