元職員3人の蒸し返し訴訟、当事者の尋問終わる

教団会員の模範となるべき教団職員の立場にありながら数々の問題行動を引き起こして懲戒解雇となった元職員3人が、不当な理由から譴責処分にされたなどと損害賠償を求めている裁判で2日、東京地裁で被告である教団側証人の尋問が行われた。3人が処分を受けた際の職員局長だった人物で、主尋問では3人が処分を受けた経過を具体的に説明した。3人が指導監査委員会の決定に従わず、再監査を求めて、教団の最高幹部に軒並み面談要求を繰り返し、法人の秩序をみだす迷惑行為を行った事実が立証された。一方、反対尋問では原告側代理人が1時間にわたり質問。後半は「組織内組織」の用語についてこだわる質問を行ったが、原告側に立ってみても、特筆すべき成果は見当たらなかったというしかない。次回は12月19日に最終となる口頭弁論が開かれ、来年初頭にも一審判決が出される見込み。

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