日本共産党が党大会  「党勢衰退」が野党共闘を後押し

2~3年に1回の頻度で開かれる日本共産党の党大会が18日熱海市で閉幕した。民主党、自由党、社民党などの各党代表などを初めて来賓として呼んだほか、最高指導者の不破哲三・前議長(86)を常任幹部会(25人)の一員として再任するなど、現状の体制を維持しながら、他党を巻き込んで念願の“政権入り”を果たしたいとの欲望を露骨に示す党大会となった。報道によると、志位委員長は、3年前の前回大会から「1万3132人の同志が亡くなった」と報告。党員数は近年最低となる「30万人」に落ち込み、同党の党勢のバロメーターの一つである赤旗読者数も「113万人」と年々つづく下降傾向が止まらない。ある意味、こうした党勢の長期的な衰退ぶりが、同党の与党入りの動きを後押ししている側面がある。

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