森友改ざんで自殺した財務省職員の妻が提訴へ

 森友問題で文書改ざんを命じられて自殺した財務省職員の妻が本日、大阪地裁に提訴するという。被告は佐川元国税庁長官(当時の理財局長)と国という。周知のとおり、この事件では死人が出ていた。にもかかわらず門田隆将などのジャーナリストらは、森友・加計問題では問題は何もないなどのお粗末な主張を繰り返してきた。ひとりの死の意味を忖度できない人間が、新型コロナウイルス問題で国民のいのちを大切にしていないなどと声高に主張してみても、その浅すぎる「底」は見え見えで、説得力のかけらも感じられないというものだろう。結論として、森友問題は多くの関係者の「本質」を浮き彫りにした。メッキを剥がすためのリトマス試験紙の役割を果すことにつながったといえる。

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