京都市長選、5万票差で共産候補敗退

日本共産党京都府委員会の渡辺和俊委員長は、京都市長選投票日前日の2月1日、党内関係者に檄を飛ばした。そこには「もう絶対『321票差』『951票差』の轍は踏まない」「各種調査とあらゆる情報を総合すると、『現職との差が急速に縮まっています』。流れと勢いは、間違いなく福山にあります」などと書かれていたそうだ。だがフタを開いてみると、票差は予想に反して現職候補と5万票近くも開いた。共産側の「完敗」である。各区別にみても、共産候補が現職候補に票数で上回ったのは、共産党の最も強い地域とされる「左京区」だけだった。「大切な京都に共産党の市長は『NO』」の新聞広告などで“隠れた話題”となった今回の京都市長選――。共産候補は注目を浴びるれいわ新選組を巻き込んで勝利体制を組んだが、思うようにはいかなかった。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。