京都市長選の現職陣営の新聞広告について

本日付の毎日新聞は京都市長選において26日付の京都新聞に掲載された現市長側の意見広告を記事にしている。「大切な京都に共産党の市長は『NO』」というタイトルの意見広告だが、これに対し、共産党サイドは「ヘイト広告」「反共広告」「虚偽広告」などと騒ぎ立てている。私も原本を確認したが、この広告において虚偽の記述は見当たらない。せいぜい「共産党による独善的な市政に陥らせてはいけません」というところくらいだが、同党の政治姿勢が独善的であることは、世界の共産主義政党と同様のもので、真実であろう。この広告のどこが「虚偽」なのか、むしろ問いたいくらいである。さらに「ヘイト」という表現は、何でもかんでも「ヘイト」とレッテル貼りすればよいのかということではないか。確かに共産党を批判しているという意味では「反共」という言葉は当てはまろう。だが共産主義政党が世界において独善的な政治を行ってきたことは明白であり、日本共産党の歴史もそこから一歩も抜け出すものではない。日本の左翼のほんとうにだらしのないところは、共産主義政党の独善主義を認めないことに尽きると思われる。

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