桜問題、先鞭をつけたのは赤旗ではなかった

本日付東京新聞に掲載された特報部長のコラム記事によると、「桜を見る会」の疑惑を最初に報じたのは「しんぶん赤旗」ではなく、ことし4月16日付の東京新聞特報面だったという。その記事を見て、共産党の宮本徹議員らが追及をはじめ、そこから赤旗取材班の調査が始まったという流れだ。つまり、日本共産党が現在行っている「赤旗日曜版」の独自スクープであるかのような宣伝は正確なものとはいえず、最初に先鞭をつけたのは一般紙だったことになる。特報部長らは日々の忙しさの中で、過去に取り扱った記事であることを失念していたことを上記コラムで吐露している。共産党は党機関誌『前衛』の最新号(1月号)でも日曜版編集長(山本豊彦)が顔写真入りでとくとくと自らの独自スクープであるかのような手柄を誇る記事を大々的に掲載しているが、そこに東京新聞の言及は一切出てこない。他社の功績には一切触れず、自らの功績の宣伝のみに汲々とする。「実績ドロボー」は同党議員に見られる顕著な特徴の一つだが、機関紙部門も実は同じ体質であることの証明だろう。

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