日本共産党をどう見るか

最近の政治状況しか見ていない若い人などの中には、日本共産党について「いつも正論を言っている好ましい政党」というイメージがあるようだ。この政党はすでに97年の歴史をもっている。ここ最近の5~10年くらいの姿を見ているだけの人と、この97年間の歴史を知る人とでは、評価の仕方は180度変わるだろう。要するに、近年の姿しか見ていない人がその範囲だけでこの党の評価を下そうとしたとしたら、明らかに「間違った判断」になると思われる。一つの線引きの基準は、67年前だ。このとき同党は、火炎瓶を警察官や税務署に投げつけ、破壊活動を行っていた。また警察官2人を組織的に殺害した。まさに気に入らない者は殺せとの、暴力団顔負けの行動を、同じ政党が過去にとっていた史実が存在する。また同党が創設されたのは、ソ連政党の子どもとして誕生し、日本人が日本人の判断でつくった政党ともいえない。こうしたこの党の「特異性」を正確に踏まえれば、近年の同党の態度やイメージのみから受け取るものとはかなり異なる評価になることは間違いない。やはり「史観」が大事だ。日本共産党の本質を知らない人が増えている。それはそれで危険なことに思える。

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