「中国の言論状況ははるかに悪化した」

6月4日で天安門事件30周年となるのを前に産経新聞は、当時の学生リーダーの一人である王丹氏のインタビュー記事を掲載した。王氏によると中国の人権状況は、「天安門事件以前よりはるかに悪化している」「今は完全に監視社会になった」と述べ、「習近平という指導者は権力闘争の能力にはたけているかもしれないが、視野が狭く、国を管理する能力も経済を発展させる能力も江沢民、胡錦濤と比べて低い」と指摘している。さらに中国の独裁政権を維持するには「高いコストがかかる。だからいつか必ず崩壊する」と述べ、「崩壊が1年後なのか、それとも10年後なのか、誰も予測はできない」と語っている。さらに日本政府が中国の民主化勢力に対し、支援を行わず、中国政府に弱腰であることを批判している。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。