天に唾する小池晃

本日付のしんぶん赤旗に「『実績横取り』は公明党」とあるのを見て笑ってしまった。小池晃書記局長の発言だが、苦しまぎれもはなはだしい。公明新聞の一つのコラムに小池が噛みついて、赤旗でも発信しているものだが、日本共産党が「実績泥棒」と常に言われている理由は実は極めてシンプルな理由からだ。さまざまな政策について陳情や要望を過去に行っただけで、実際にその政策を執行するための予算案にはほとんど「反対」している行動を指して、それで「実績を実現した」とは言えないだろうとの意味で使われることが多い。そうした本質的、根本的な問いかけに正面からは答えず、チマチマと一つのコラムにのみ反論して、他党に自分の姿をなすりつけて責任逃れを図る。彼らにとっては「印象操作」がすべてであって、実際の政治のありようがどうかといった視点は無きに等しい。共産主義がプロパガンダを主眼とする行動で権力を奪取してしまえばそれでよい(その後は暗黒社会になろうと関係ない…)という立場にあるのは理解するが、本質的な反論に何もなっていない。

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