日本全土を席捲する右派煽情雑誌

沖縄タイムスに時折『WiLL』や『Hanada』の雑誌広告が掲載されることは気づいていたが、琉球新報も同様だった。すでに全国紙ではリベラルとされる朝日新聞や毎日新聞にも右派煽情雑誌のおどろおどろしい広告が月1回以上掲載されるようになって久しいが、沖縄の2紙もそのような状況にあることに驚いている。広告は知らず知らずのうちに読者の脳裏に記録され、一定の世論形成に影響を与える。まるで日本全体が「一色」に染められる方向に進んでいるかのようだ。このような事態は、戦後74年、一度もなかった。その意味では危機的な言論状況にあるといえよう。

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