赤色テロから67年

 日本共産党中央の指令のもと、同党の札幌地区委員会が地元警察幹部を計画的・組織的に殺害した「白鳥事件」の発生から67年の日を迎えた。当時、雑誌などでは「赤色テロ」と名指しされ、日本共産党がテロリスト団体であることが誌面で認定されていた。同様に新聞の全国紙でも、共産党は「暴力集団」と認知されていた。 日本共産党はその年の総選挙で議席ゼロの壊滅状態となり、翌年の総選挙および参院選挙でも過去最低の全国票へと大きく低迷することになった。 以来70年近くたつが、同党は今ではまるで「平和の党」のように振る舞っている。これは67年前の教訓を得て、カメレオンのように「仮の姿」を変化させたものにすぎない。要するに方便そのものであって、本質は何も変わっていないのだ。この点が、世の多くの文化人などにはまるで理解されていない面がある。同党のプロパガンダの本質を見抜けない、愚かな姿といえよう。 たとえ安倍政治が容認できないからといって日本共産党の宣伝に騙されるのは愚の骨頂であり、本当に革新政党に票を投じるのであれば、本質的な意味での独裁主義・暴力主義の共産党ではなく、むしろ立憲民主党を支持するほうが賢明であろう。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。