100%のデマ宣伝で生き残る政党

「96年間ぶれない共産党の値打ち」――。こんな見出しが「しんぶん赤旗」にはよく踊る。100%事実とは異なるプロパガンダで、真実を知る者からすると、バカで低能な国民などこの程度で騙せるんだとばかりに思い上がった姿にしか見えない。1922年に世界共産党の一支部として発足したこの政党は、結党から30年後、日本国内でさまざまな暴力活動に手を染め、組織的に人殺しを既遂し、犯罪者政党の仲間入りとなった。

その時代について、いまの執行部は「あれは別の分派がやった行動であって、日本共産党とは関係ない」などと言い逃れを図ってきた。この言い逃れも実は100%のデマ宣伝であり、実際当時、不破や志位の師匠にあたる宮本顕治は当時の同党幹部として存在していたからだ。このような言い逃れで生き延びようとしてきた同党のさもしさこそ、実は日本共産党の本質なのである。

繰り返しになるが、「96年間ぶれない」どころか、結党30年後には日本に革命を起こそうと火炎瓶ごっこを全国中で展開し、世の中に「暴力政党」として広く認知され、衆院総選挙において35議席あった代議士がゼロに転落すると、こんどは一転ひるがえって、「平和の党」と称して活動を始めるに至った。

「ぶれない」どころか、正反対から正反対に「大きくブレた」のが実態であるにもかかわらず、それとは逆の宣伝を繰り返して平気な感性。本当に、国民を「バカ」としか見ていないのだろう。これほどまでに有権者を愚弄している野党を、私は知らない。

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