新潮社がいまさら何を‥

月刊誌「新潮45」に掲載された杉田水脈の論文で物議をかもす新潮社内で、杉田論文を擁護する45編集部に対し、他の部局からおかしいと声をあげる動きが本日付の毎日、東京、朝日の社会面に大きく掲載されている。「新潮社出版部文芸」のアカウント名のツイッターでそのような言動がなされているというもので、そこでは「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」という創業者・佐藤義亮の言葉も投稿されたという。

新潮社といえばわずか10年前の2009年には早川清が編集長をつとめる「週刊新潮」がニセ赤報隊実名手記事件を惹起し、雑誌ジャーナリズムの歴史に大きな汚点を残したことで有名。さらに1996年には松田宏(先日物故)が編集長をつとめる「週刊新潮」が信平狂言キャンペーンと呼ばれるこれまた同じ捏造手記キャンペーンで物議を醸した。

これらの2つの捏造キャンペーンは、「良心に背く出版」ではなかったのだろうか。

新潮社をめぐる不祥事に接するたびに、この会社はいったい何をやっているんだという気になる。

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