安東巌氏の差し止め要求、一カ所だけ認められる  『日本会議の研究』

日本会議の実態を最初に暴いた書籍『日本会議の研究』(2016年5月刊行)が東京地裁の判断で、異例の出版差し止めの決定になったという。報道によると、宗教法人生長の家の元関係者(男性)が6カ所について真実ではないとして仮処分を申請し、その一カ所の記述が引っかかったようだ。その一カ所の内容について、記載している社と具体的に書いていない社に分かれるが、対象となった文章はわずか2行。生長の家が過去に機関誌拡大運動を展開し、教団所属の学生が消費者金融から借金して機関誌を買うことを余儀なくされ、取り立てが厳しい時代だっただめ「自殺者も出たという」と記述した部分で、さらにその後に男性は「馬耳東風であった」と重ねて記述している部分。該当箇所は上記書籍の289ページ。男性の名を「安東巌」という。偶然ながら安東氏は私とは同郷の人である。上記書籍の著者には、仕事で一度会っている関係もあり、今後の行方に関心を持っている。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。